前回アゲハ蝶星雲を横浜市内の自宅ベランダから撮ったとき、あまり満足のいく写りにはなりませんでした。
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このときはf値が暗い望遠鏡(f7.8)で、しかも満月がいる中での撮影だったので条件は最悪でした。
今回は月がいないときにf値の明るい望遠鏡(f4.9)でアゲハ蝶星雲を写そうと思い撮影してみました。
果たしてどんな結果になったのでしょう?
結果
メタデータ→ *1
前回よりいい写りになりました。
やはり満月がいる中での撮影は生産的ではないですね。
反射星雲はもちろんですが分子雲が想像以上に写ってくれたのがうれしいです。
色被りのせいで背景が青緑色っぽいですが仕方ありません。
アゲハ蝶星雲がここまで写るなら青い馬星雲やアンタレス付近の分子雲も写りそうな気がします。
この記事を書いているのは2月半ばです。
もうオリオン座の季節は終わってしまいそうですが、これからは夏銀河の季節です。
星景写真を撮りに行くのが楽しくなりそうです。
では。
*1:Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Date: Dec 17, 2024
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: WO Redcat51 (FL 250mm, f4.9)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Processing: PixInsight, NXT, Lightroom